地震大国・日本に住みながら、地震のことについて知らない人って実は多くない? そのひとり、文系女子・J子と一緒に、地震のメカニズムや今後起こりうる地震への備え方について一緒に学び、考えていきましょう!

icon_aA:独立行政法人防災科学技術研究所勤務の30代地震マニア男子。ニックネームは「アジー」。

icon_jJ子:静岡県出身、都内荒川区在住の20代文系OL。ひょんなきっかけでアジーと出会い、地震について学ぶことに。ミーハーで情報に流されやすいのがたまに傷。

第2回:J-SHIS Mapを使って、今いる場所の断層情報をチェックしてみよう

【J子】最近、大きめの地震が続いていますね。これはなにかの前触れなのかな?と思うと、ドキドキしちゃって。テレビでも「大地震の引き金となる可能性も…」なんて報道もあるし。実際、どうなんですか?

【A】私は地震の専門家でないので詳しいことはわかりませんが、「阪神大震災の余震である(東北大学・遠田晋次教授)」という記事とか、南海トラフ地震との関連性を指摘する記事がありましたね。また、南海トラフ地震との関連性は薄いとした上で、「南海トラフを震源とする海溝型地震が近づくにつれ、内陸部で地震が頻発することが歴史的に知られている」(東京大学地震研究所・吉村孝志教授)という記事もありましたね。

【J子】いろんな意見があるんですね。

【A】大きめの地震が起こるたびに色々な学者の方によって様々な見地から検討や分析がなされます。今回のように統一的な結論に至らない場合もあるようですが、日本の地震研究の取りまとめをしている地震調査研究推進本部に出ているのが国としての公式の見解ということになっています。今回の例で言うとこれです。私自身としては、どの地震がどの地震とリンクしているかということよりも、どこかで地震が起こったというニュースを知った時には、「自分の今いるところで同じような(あるいは一回り以上大きな)地震が起こったらどうなるんだろう?それを踏まえてどう行動すればいいんだろう?」と、考えて備えるキッカケにするのがよいのでは?と思っています。今回はJ-SHISというWebサービスについて紹介しようと思っていたのですが、せっかくなので、先月地震があった淡路島周辺の地震ハザード情報を見てみることにしましょうか。

【J子】いいですね。ぜひ、よろしくお願いします。

【A】まず、J-SHISってなんだろう?って感じだと思うので、簡単に説明しますね。J-SHISは、日本全国の地震ハザードの共通情報基盤として活用されることを目的につくられたWebサービスです。さっそくこちらからアクセスしてみてください。

【J子】あ、ポータルサイトなのですね。

【A】はい。このサイトではさまざまな地震に関する情報を提供しています。その中でもメインのコンテンツが先ほどの地震調査研究推進本部が毎年作成している「全国地震動予測地図」です。

全国地震動予測地図(≒J-SHIS Map)」は、過去10年間の地震ハザード評価を凝縮させ、最新の地震活動モデル・震源断層モデル・地下構造モデルなどを用いて作られた地震ハザードマップです。こちらから開いてみましょう。

スクリーンショット 2013-04-30 16.07.45

【J子】あ!この地図は、前回アプリで見た地図と同じですね。

【A】よくわかりましたね! 今表示されている地図は「確率論的地震動予測地図」といって、日本やその周辺で起こる可能性のある地震について、その発生場所、発生可能性、規模を確率論的手法で評価したもの。つまり、「一定の期間内に、ある地点が、ある大きさ以上の揺れに見舞われる確率」を計算した結果を地図で表したものなんです。

【J子】なるほど〜。前回は、「今後30年以内に各地点が震度5弱以上の揺れに見舞われる確率」の地図を見ていたったことですね。

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【A】そうです。期間や揺れの条件については、上図の赤枠のプルダウンで選んで切り替えることができます。また、J-SHIS Mapでは他にもいろんな地図が公開されていて、オレンジ枠内のタブをクリックすることで地図を切り替えることができるんですよ。初級編としては、「確率論的地震動予測地図」「長期間平均ハザード」「表層地盤」「被災人口」の4つを知っておくとよいかもしれません。今回は、「確率論的地震動予測地図」について詳しく見方を説明していきますね。

【J子】あー、全部の地図じゃないんですね。よかった。ほっ。

【A】まず、上図の緑枠の「震源断層」部分についてです。ここでは、ある特定の断層で地震が発生したときに、各地点でどのように揺れるかを計算して地図に表示します。デフォルトでは、「主要活断層帯(*1)」が選択されていて、ラジオボタンを切り替えることで、4種類の断層から選択できるようになっています。今回は、「主要活断層帯」で見ていくことにしましょう。

*1活動性が高く、社会的、経済的に大きな影響を与えるような地震を起こすと考えられ、優先的に調査が行われている断層。

緑枠内のチェックボックスをONにすると、主要活断層が地図上にマッピングされます。

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【J子】わ、なんか出てきました。この赤い枠が断層なんですね! 改めて、日本にはたくさん断層があることがわかりますね。

【A】詳しい説明は省きますが、これでもモデル化された一部の震源断層であって、地震を起こす可能性のあるもの全部ではありません[東2] 。では、さっそく淡路島近郊の情報を見てみましょうか。左上のロゴ下にある検索ボックスで「淡路島」と地名を入力してみてください。ちなみに、郵便番号でも検索できますよ

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【J子】あ、出てきました。わー、淡路島周辺にはたくさんの断層があるんですね。

【A】地図上に表示されている断層をクリックすると、その断層の情報を詳しく見ることができます。

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【J子】クリックしてみました。なるほど。今クリックした青枠の断層は、阪神・淡路大震災を引き起こした断層なんですね。最新活動時期が17年前になってます(2012-1995=17)。平均発生間隔が2150年なので、しばらくはこの断層で地震は起こらないだろうということで、30年発生確率と50年発生確率が0%になっているってことですか?

【A】その通り。J子さん、なかなか読めるじゃないですか〜。ただ、0%になっていても、その断層で地震が絶対に起こらないというわけではありません。あくまで細かな小数点以下を切り捨てた確率なので。油断は禁物です!

調子が出てきたところで、具体的な地点での地震ハザード情報をみてみましょうか。緑枠部分のチェックボックスで選択した「主要活断層帯」の表示をOFFにして、検索ボックスで「淡路市市役所」と入力して、市役所周辺の地図をダブルクリックしてみましょう。

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【J子】あ、地点情報が出て来ました。ところで地図上の赤枠はなんですか?

【A】J-SHIS Mapでは、約250mメッシュに対応した地点情報が提供されているんです。ポップアップ画面に表示されているのが地点情報です。それによると、「淡路市市役所」では、「今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」は33.5%であることがわかります。

【J子】へー。33.5%だったけど、先日の地震が起きたってことか……。

【A】いえいえ、33.5%だったから起こったという見方もできます。前回ご紹介したほかの危険が起こる確率のことを思い出してみてください。

01_yomikonashi_illust

【J子】そっかー。一番確率が高かった今後30年間に交通事故で負傷する確率でも21%かぁ。数字だけ見ると低く感じてしまいますが、交通事故には日常的に気をつけてますものね。それと比べても33.5%という確率の事柄に備えないのはリーズナブルではないですね。

【A】何度もいうように、日本にはまだ知られていない活断層が数多くあるので、地震ハザード情報では、すべての活断層の影響は考慮されていないんですよね。今回の地震も、いままで知られていなかった断層が原因と考えられているようですし。

【J子】なるほど。確率は確率として参考にして、やっぱり備えは大事ってことなんですね……。

【A】その通り!大事と思うだけではなくて、実際に行動することの方がもっと大事です!

【J子】J-SHIS Mapの見方が少しわかったので、今自分が住んでいる場所の地点情報もあとで調べてみようっと。あと、今日聞いたこと、関西に住む友人にもぜひ教えてあげたいかも。聞くだけでなく、この地図を実際に見ると「備えは大事なんだ」と考えて行動するきっかけになりそう。

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【A】そんなときにおすすめしたい機能があるんですよー。今J-SHIS Mapの画面で見ているそのままの情報をリンクとして取得して送ることができるんです。上図、右上の赤枠部分にある「地図のリンク」からURLを取得して共有すれば、同じ画面を見ながら話をすることができます。この地図を見ながら、お友達にも教えてあげてみてください。

【J子】きちんと伝えられるかちょっと自信ないですが、、、復習もかねて頑張ってみますね!

南海トラフとは?

駿河湾の富士川河口付近を基点として、南は九州沖にまで達する海溝。南海トラフでは、フィリピン海プレートが年に約5cmの速度で陸側のユーラシアプレートの下に沈み込み、ひずみが蓄積され、100〜150年おきにM8クラスの地震が発生することが歴史上知られています。
最近では、紀伊半島南東沖を震源とする「東南海地震(1944年 M7.9)」、紀伊半島南方沖を震源とする「南海地震(1946年 M8.0)」が起きていますが、この2つの地震の震源地に隣接する静岡県南方では、前回の「安政東海地震(1854年 M8.4)」からすでに150年以上が経過しており、ひずみのエネルギーが蓄積された状態になっていることが考えられています(※2)。

<参考文献>

2013年4月13日 淡路島付近の地震の評価(地震調査研究推進本部)
※1 淡路震度6弱 阪神大震災の余震域「関連性は疑問」(産経新聞)
※2 日本の地震活動(地震調査研究推進本部)

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